【求人について】
このホームページでも求人のご案内を掲示しておりますが、ブログでも再度募集させて頂きます。
*条件等の詳細は募集要項をご覧ください。
《募集資格と当社が希望する業務内容》
①柔道整復師(A)
勤務地 : 知多郡武豊町
業 務 : 接骨院での施術
募集数 : 1名以上
②柔道整復師(B)
勤務地 : 半田市阿原町及び知多郡武豊町
業 務 : 通所介護施設(デイサービス)での機能訓練指導員
介護予防教室での機能訓練指導員
通所介護の利用者様送迎及び介護職員
募集数 : 1名
当社では、
介護予防事業
デイサービス機能訓練(R3.4月介護保険法改正に基づき)に力を入れております。
質の高い機能訓練を提供するためにお力を貸して頂ける方を募集しております。
【骨折と脱臼】
久しぶりに更新します。
接骨院なちゅらるにはこの1ヶ月で骨折と脱臼の急性期外傷の方が来院されました。
お1人は左手首の骨折。
橈骨下端部(遠位端)骨折と言います。
もうお一方は指の付け根の脱臼。
左第3中手指節間関節脱臼です。
上記の橈骨下端部骨折(Colles骨折ともいいます)は高齢者やお子様に多い骨折です。
転倒し手を突くなどが多いですが、骨粗しょう症のある高齢者では床などから立ち上がる時に手を突いた程度でも発生してしまいます。
お二人目の「中手指節間関節脱臼」は僕自身初めて診ました。
非常に珍しい脱臼(接骨院では)で文献もあまり出ていませんでした。
お二人とも応急処置を行い、整形外科に紹介させて頂きました。
接骨院では骨折や脱臼は応急処置は許されていますが、処置後は医療機関の受診が法律で決まっています。
このように接骨院でも骨折や脱臼を診させて頂くことは可能です。
医療機関がお休みの日や診療時間外にはぜひ当院にご相談ください。
また、どちらに受診するか迷った時などもご相談ください。
令和3年2月18日(木)
ホームページの更新について。
①「求人情報」の「柔道整復師募集」を追加しました。
②「接骨院なちゅらる」内に「キャンセルポリシー」を追加しました。
【足型測定】
昨日、当院を来院された患者さんの足型です。
この患者さん、左足親趾の裏側に痛みがあります。
『種子骨障害』と呼ばれる外傷です。
「種子骨」で代表的なのは膝蓋骨(お皿の骨)ですが、親趾の付け根にも手の親指の付け根にもあります。
さて、なぜ足型を採るのか。
この患者さんは親趾の付け根以外にも同じ側の踵の内側が角化し痛みが出ていました。
そして足の内側の真ん中辺りに外脛骨(舟状骨という骨の変形)が見られました。
その為、荷重が内側にかかっているのではないかということで、足型を採型。
案の定、親指と本来あまり体重のかからない中足部(先端真ん中辺り)と踵に荷重が集中していました。
つまり偏平足が原因で親趾の付け根に負担がかかり、痛みが出たと考えました。
根本治療にはインソールが必要ですが、当院では患部に超音波を施行しテーピングでアーチを作る施術を行いました。
サッカーマンなので早く治癒できるようにアドバイスさせて頂きます。
令和3年2月3日(水)
【パルスオキシメーター】
現在、再度盛んに報道され始めた『パルスオキシメーター』。
この装置は現日本光電の技術者、青柳卓雄氏が開発したそうです。
現在は装置が小さくなり低価格での購入が可能になりました。
では、この「パルスオキシメーター」とは何か。
少し調べてみました。
この装置の最大の目的は「血中酸素飽和度(SpO2)」を計測するために使用します。
報道にもあるようにSpo296%~98%が正常値と言われています。
では、どのような仕組みなのでしょうか。
血液中には血液細胞の一種である「赤血球」という細胞があります。
赤血球の「赤」は「ヘモグロビン」という血中色素の影響です。
ヘム(鉄)とグロビン(タンパク質)が合体したもので、ヘムが酸素と結びつき、酸素を全身に運ぶ大切な役割を果たしています。
「パルスオキシメーター」は酸素の結びつきの大小で透過率を測定し「血中酸素飽和度」を調べるというものです。
ただしこの「パルスオキシメーター」は何もコロナ感染のみで減少する訳ではありません。
・COPD(慢性閉塞性肺疾患)
・間質性肺炎
・気管支喘息
・肺水腫
・喫煙
・高山病・・・など
でも減少します。
もともと持病をお持ちで必要な方は購入されていると思います。
しかし、今から購入を考えている方。
本当に必要かどうか再考してみてください。
本当に必要な方の手に渡るように・・・
令和3年1月26日(火)
令和3年1月21日(木)
【学びは「義務」です】
毎週火曜日に行われる勉強会。
業務後ということで21:30開始。
毎回1時間と決めて実施しています。
本日は第3回目。
初回から『交通事故』に関する勉強会を実施。
自賠責保険の取り扱いや任意保険の取り扱いを学びました。
今回は『交通事故外傷と神経学』を学びました。
交通事故で発生するケガの代表的なものに『むち打ち損傷』があります。
しかし、学ぶのはもっと細かい内容。
一見、関連のなさそうな神経学(自律神経や交感神経、副交感神経など)の基礎を復習しました。
神経の構造を学ぶことでむち打ち損傷(外傷性頚部症候群)は勿論、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、頚椎症性神経根症などのメカニズムも理解できます。
我々、医療従事者は「学び」は「義務」です。
*どんな職業も同じですね。
患者さんの為に、
日進月歩の医学を少しずつでも学んでいきます。
【26年】
昨日「阪神淡路大震災」から26年が経過したと多数のメディアで報道がありました。
死者6,402名、負傷者40,092名の犠牲を出した未曽有の災害。
9年前の3月11日には東日本大震災。
右のグラフに示すように、さらに大きな被害を出した
震災です。
26年前、自分は20歳。
その時、愛知県柔道整復師会に救護要請が入りまし
た。
当然、柔道整復師の資格を取ったばかりの未熟な僕は
救護には参加できませんでした。
そして9年前、37歳の時。
震災から一週間後。
僕は震災の救護要請を受けた愛知県柔道整復師会の依
頼を受け、現地に入りました。
福島県須賀川市を起点とし、福島市、相馬市、南相馬
市、浪江町の救護所を1週間をかけて回りました。
移動距離は1,200キロを超えました。
特に印象に残るのは40mを超える津波が襲った相馬
市。
南相馬市は原発の影響で市内には入ることは出来ませ
んでしたが、その周囲の壊滅状態は今でも目に焼き付
いています。
2019年から猛威を振るう新型コロナウイルス感染
症。
海外のロックダウンした街の映像を見て、
誰もいない、何もない、気持ち悪いぐらい静かな相馬
市の海岸線を思い出しました。
災害も感染症も今の我々には防ぐことは出来ません。
出来るの祈ること、ぐらいでしょうか・・・。
しかし、もし発生したときに何をすべきなのか。
今、この危機的状況から学ぶときではないかと思いま
す。
令和3年1月18日
あけましておめでとうございます。
寒波の襲来もあり、非常に寒い日が続きます。
さて、新年に入りましたが「コロナウイルス感染症」に関する報道が加速しています。
ご存じの通り愛知県では1月6日に新規感染者数が364名となり、
東京都では1,591名の新規感染者が報告されました。
関東(1都3県)は明日にも緊急事態宣言が発出されるようです。
愛知県も大村知事が宣言の発出をにおわせています。
緊急事態宣言の発出は我々の生活に大きな影響を与えます。
しかし、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長も
「感染予防対策は何ら今までと変わらない」
と述べています。
我々は独自に感染症予防対策を徹底することが肝要だと思います。
接骨院なちゅらるも当院に訪れる全ての方に「安心・安全」にご来院頂けるよう、
感染症予防対策を徹底して参ります。
本年も接骨院なちゅらるを宜しくお願い致します。
【膝の痛みは関節が原因?】
新聞記事によく掲載されているこの様な記事。
〇軟骨のすり減り
〇関節の隙間が減る
〇関節の変形
〇筋肉の衰え
〇筋肉の硬さ
などが「膝の痛みの原因」とされています。
確かに上記が原因であることは否定できません。
でもそれだけではありません。
医療機関で
「変形があります。これが原因ですね。」
「関節には異常ありません。湿布と薬を処方しておきます。」
と言われながらも痛みが変化しない・・・。
それは関節等の変形が直接の原因ではなく、
膝周囲に存在する「脂肪体」や「膝蓋軟骨(お皿の骨の裏の軟骨)が原因か知れません。
エコー(超音波画像観察器)等の使用で患部の状態を確認できる場合があります。
中々痛みが取れない、動きが良くならないなどの自覚がありましたら、一度ご相談下さい。
【アキレス腱が痛い!!】
アキレス腱。
誰もが知っているこの解剖用語。
ギリシャ神話の英雄、アキレウスが語源とされています。
経緯は割愛しますが「致命的な弱点」という意味でも用いられます。
このアキレス腱、実に様々な外傷・障害に晒されます。
●アキレス腱断裂
●アキレス腱炎
●アキレス腱周囲炎
●アキレス腱下滑液包炎
●アキレス腱下脂肪体炎
●アキレス腱付着部炎・・・・などなど
あの細い腱はいつも頑張っています。
ですのでストレスも大きいのです。
写真の様にギプス(キャストライトというギプスよりも
軽く、加工しやすい素材を使用しています。)で固定
しなければならない事もあります。
炎症起きると足着けないぐらい痛いですからね・・・。
この方は「アキレス腱下滑液包炎」と判断しました。
おそらく前述したアキレス腱下脂肪体炎も併発していると予測されます。
10日程度の固定が必要になります。
アキレス腱、踵(かかと)の痛みは老若男女に起こります。
おかしいと思ったらご相談ください。
令和2年12月10日(木)
【寝ても休まらない腰】
朝起きたらすでに腰が痛い・・・。
顔を洗おうとしても前屈できない・・・。
1時間ほどでようやくおさまる・・・。
こんな経験はないでしょうか。
コレ「ベットレスト症候群」かもしれません。
人間は様々な姿勢で寝ています。
その中でも長時間の仰向きとうつ伏せは「寝ているだけ」で組織を痛める可能性があります。
例)
硬めの布団(またはベッド)で仰向けに寝る
↓
骨盤が前方に傾く(腰が反った状態)
↓
椎間板が圧迫される
椎体(背骨)の後ろ側に負担がかかり続ける
↓
朝起きたら腰痛(ベットレスト症候群)が完成
ただの「朝だけ腰痛」なら良いのですが、
組織を痛めてしまう可能性があります。
解決策としては、
①足を挙上してねる。
*布団やクッションなどで脚を上げることで
骨盤の反りをある程度防止できます。
②横向きで丸まって寝る。
*①もそうですが一晩中は難しいです。
少し意識が必要です。
③うつ伏せで寝るのは「たまに」にする。
*より強く反ってしまいます。
意識的に伸ばすのは必要ですので、適度に。
などが挙げられます。
もう一つ。
お腹の中にある「大腰筋」が極端に硬い場合。
逆に仰向けになる時点で腰に痛みを感じます。
この場合「大腰筋」のストレッチが必要になります。
ただ、文章では全てを伝えきれません・・・。
上記に当てはまる方は一度ご相談下さい。
【激しい腰痛にご用心】
化膿性脊椎炎。
昨日、書きました「腰椎椎間板ヘルニア」と違い、聞きなれない疾患名です。
主に黄色ブドウ球菌の感染により、下記の症状を伴います。
●激しい腰痛(座位、立位ともに保持困難、部位により背部痛)
●全身倦怠感(身体がとにかくダルイ)
●発熱(必ずではない)
●数週間から数か月で新たに発症した腰痛がある
●糖尿病、人工透析の方はリスク(↑)
この患者さんの場合、第2腰痛と第3腰椎の間の椎間板がかなり薄いです。
細菌感染によって「溶けてしまっています。
これ、椎体にも影響が出ていまして、このまま放置すると手術になります。
治療は感染した細菌を殺すために抗生剤投与と絶対安静が治療となります。
腰痛にも様々なタイプがあります。
おかしいなと思ったらいつでもご相談を。
【椎間板ヘルニアの1例】
腰椎椎間板ヘルニア。
一度は耳にしたことのある代表的な腰の疾患です。
この方は右足に痺れが出ていますが「腰痛」の自覚はありません。
ちなみ接骨院ではこの「ヘルニア」を健康保険を使用し施術することはできません。
しかし、下記に該当する方は一度ご相談下さい。
①医療機関を受診し「ヘルニア」の診断は出たが内服処方や湿布処方のみの方。
②「様子を見ましょう。」と言われている方。
③手術をしたが症状が芳しくない方。
④医療機関は受診していないが下肢に痺れ?や違和感?がある方。
当院ではヘルニアの診断を受けた方や腰痛全般に対しては患部の施術だけでなく、
全体的な姿勢の評価を行い、運動療法を中心にご指導しています。
具体的には、
A.骨盤の後傾や腰椎の異常を見つけ出し、
B,その原因となる筋肉のストレッチを行い、
C.日常生活上の正しい姿勢保持の仕方
D.弱っている筋力トレーニング(自宅出来る)
をご指導させて頂きます。
腰痛は国民病です。
我々にもお手伝いできることがあります。
気軽にご相談ください。